후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
「そうだのう。わしは、火星兵が思いのほか、あっさりと引きこんでしまったので、あてがはずれたところじゃ。はてな、どうしてやろうか」
そう言っている時、林立している火星宇宙艇の上の方がぴかりと光った。それが、合図ででもあるかのように、並ぶ宇宙艇から、ぴかぴかぴかと、目もくらむような光が、いなずまのように、烈しくきらめきだしたのであった。
何事が始ったのか?
「あ、こいつは、いかんぞ。大江山隊長、残念ながら、早いところ山を下りたがいい。火星兵団に何か、たくらみがあるぞ!」
博士が、いつになく、あわてて注意した。
「え、一度引上げるのですか」
「うん、早くせい」
そう言っている時、突撃隊の中に変なことが起った。
火星の宇宙艇が、ぴかぴかやっているうちに、突撃隊の中に、へんなことがおこった。――とは、どんなことだったか?
「隊長、ピストルがぐにゃぐにゃになってしまいました」
「わたしのもそうです。いやそればかりではない。腰についていた剣がどろどろにとけて、地面に落ちてしまいましたぞ」
「わたしのも、とけてしまった。これはどうも、へんなことになったものだ」
と、隊員たちは、さわぎ出した。