일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면

아오조라 문고

10 異常現象

そういう千二少年の話から考えてみて、火星のボートは、湖の中に沈んでいたのである。それが、飛出したというわけだろう。

そのあとで、千二は怪物と取組みあったまま水中に落ちた。そうして気がついてみたら、妙な部屋の中にいた。その妙な部屋というのは、火星のボートの中であった。

そこで千二は、丸木という怪人から、ボロンという薬品を買いにいくので、一しょにいってくれと頼まれた。そうして丸木は、遂に殺人事件をひきおこしてまで、ボロンを手に入れたのである。

その丸木は、ボロンの壜を、大事そうに抱えて、走り出したという。彼はそれからどこへいったのであろう。

もちろん怪人丸木はすぐさま、この湖へひきかえしたのにちがいない。ボロンの壜は火星のボートの中に持ちこまれたことであろう。それからしばらくして、火星のボートは湖の底から、空へ向けて飛出したものと思われる。

新田先生のすぐれた頭脳の力は、遂にここまで、怪事件を解いた。しかし先生も、ボロンがなぜ火星のボートに入用であるか、それについては知らなかった。

10 異常現象

新田先生は、東京へ引返した。

そのわけは、千二の父親が、真夜中に天狗岩のそばで見た火柱というのが、どうやら「火星のボート」