후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
だが気がついて見ると、例の丸木という怪人がそばにいて、これは火星のボートだと言った。
そういうわけだから天狗岩というのは、この度の事件と、切っても切れないふかい関係のある岩である。
(この岩は、後になって、火星岩と名をかえた。それほど、後になるほど有名になった岩だった)
その天狗岩で千二の父親が大怪我をしたとは、よくよくつきない縁のある岩である。
だが、一体千蔵は、どうして怪我をしたのであろうかと、いろいろ考えながら歩いているうちに、ついに千蔵の家の前まで来た。
たいへんな人だかりであった。村人が、たくさん集っている。みな、心配そうな顔であった。
新田先生は、人波をわけて、中にはいった。すると、ぷうんと、消毒薬のきついにおいがした。奥には、白いうわっぱりを着たお医者さんが、看護婦相手に病人の手当をしているのが見えた。
「どうもいけない。困ったもんだ」
と、千蔵を見ているお医者さまが言った。
新田先生は、玄関に立って、それを聞いていた。
「困りましたわねえ」
と、そばについている看護婦が言った。
「なんとか気のつく方法は、ないものですかなあ」
と言ったのは、勝手の方から、氷ぶくろをかえて来た中年の男だった。