일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ろうごくのはなよめ

牢獄の花嫁

吉川 英治

吉川 英治의 牢獄の花嫁(ろうごくのはなよめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,213자 · 325화면

아오조라 문고

「やい、お杉、いつぞやの居候は、どうしたんだ」

五、六日見えなかった呑ンベの繁が、帰って来ると、果たして、こう呶鳴りだした。

「居候って、誰のことを言うんだえ」

「あの、郁次郎っていう、色の生っ白いやつよ」

「勿体ないことをお言いでない。あの方は、私にとっては、昔のご主人様だよ」

「何でもいいが、おれに黙って、何処へ行ったのだ」

「急用がおできになって、江戸表へ、お帰りになったのさ」

「嘘をつけ」

と、繁は、あざ笑って、

「てめえ、あの若蔵の嘘っぱちを真にうけて、何か、小細工をしていやがるな」

「何で私が、お前に隠して、そんなことを」

「やかましい! おれの耳は、地獄耳だぞ。この間、野郎の泊った時、夜の更けるまで、おれが酔いつぶれていると思やがって、ひそひそしゃべっていたなあ何の話だ。よし、夫婦の仲で、そんな水くせえ真似をするなら、おれにも、量見がある」

ぷいと、飛び出して行ったが、そんな行状は、珍しくもない亭主なので、お杉は、悲しい顔をしながらも、抛っておいた。

繁は、桝酒を飲みあるいて、宿場の駕舁だまりへよろけて来た。

「こう、この中に、安はいねえか、安は」

「安は、ここにいら。