일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ろうごくのはなよめ

牢獄の花嫁

吉川 英治

吉川 英治의 牢獄の花嫁(ろうごくのはなよめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,213자 · 325화면

아오조라 문고

落し印籠

「え、お客様がお待ち遊ばしておいでになるって? ……どちらのお部屋に?」

そこへ、障子の外に、帰って来た花世の声が、明るくひびいた。

落し印籠

明るい微笑みに、いっぱいな愛嬌をたたえて、花世は、客の待つ室の障子をしずかに開けた。

「これは東儀様でござりましたか、いつぞやは飛んだお間違いをかけた上に、わざわざ送って戴いたりなどして、まだお礼も申しあげず……」

「いやいや、その折は、拙者こそ大きに失礼いたした。時にこれにおるは、其許もご存知であろう、噂のたかい、上方の羅門塔十郎殿で」

「ま。……ではこのお方が、あの有名な」

「お初にお目にかかります」

と、塔十郎は不躾にならない程度に、花世の顔を正視しながら、初対面の挨拶を交わして、静かに、品よく、四方山の座談に移る

――まず彼女の父の消息をたずね、江漢老人との旧交ぶりを語り、床の間に見える八雲箏から、琴の話、挿花の批評、東都の感想、江戸と上方との流行の差などほとんど尽くるところがない。その話がまた、いちいち該博で、蘊蓄があって、そして衒わず媚びずである。惚々と人をして聞き入らしめる魅力がある。

(さすがに知名な士、羅門様ではある)