후리가나로 읽는 일본 고전
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ねこののみとりぶし
猫の蚤とり武士
国枝 史郎
国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면
「さようさよう驚きましたよ」
二人がこの島へやって来たのも、つい数日前のことであった。
どうして二人はやって来たか?
犬帰村へ行ったところ、人形箱を三十郎に取られていた。
そこで、二人は三十郎を探した。
それからそれと三日もさがした。
三十郎の行衛は知れなかった。
そこでやむを得ず二人揃って、青塚の郷へ行ってみた。
と、青塚は壊滅に帰し、郷民たちは一人もいず、明暦義党の人々も、一人も残っていなかった。
二人ながら――特に松浦民弥は、申し訳なくも思い失望もした。
どこへ行ったものかと探し廻った。
ほとんど全くわからなかった。
二人はそれから京都へ行ったり、大坂などへ行ったりした。
一方もちろん三十郎も探した。
これも行衛がわからなかった。
梶子はその間に瞥見しただけではあったが、ともかくも一度親しく見たところの、瀬戸内海の黄金島の地図――それについて、その存在所を確かめにかかった。
そこは名に負う日本的に名高い、女隠密の梶子であった。
普通の人間の感覚などとは、ダンチに違って鋭くて、やがてその島が××島であると、そういうことを確かめた。
そこで彼女は民弥にすすめて、××島へ渡ることにした。