후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
林陸相は同年七月五日岡田首相と会見して云っている。
「機関説排撃は軍人の常識だ、このままに放置して置くことは出来んが、さりとて一挙に解決のつくことでもない。目標を定めて四五年がかりで粛正をはからねばならぬ性質のもので、今日の会見も、何も膝詰談判して決闘を申込むようなゆとりのないものではない」云々(『東朝』三五年七月六日付)。
慎重な陸軍軍部は併し、「我党は要求を容れざるものとしてお別れする」などと無責任なことは云わない。寧ろ「一挙に解決のつくことはない」と云っているのだ。
更に慎重な大角海相は又、同年七月八日同じく岡田首相との会見に於て、機関説問題に就いての海軍部内の所信を重ねて披瀝する処があった。「政府としては速かに適正な処置を取って民心の正しい帰趨を明示すべきこと当然であるが、既に三十年の長年月を経過していることとて、これが取扱いを一朝一夕に簡単に片付けることは困難であり、軽卒な解決策は却って禍根を将来に残す恐れがあるから、政府が誠意ある善処方を言明し之に向かって進んでいる以上は、今のところ火急に督促するが如きことをなさず、慎重に恒久的解決策を図るべきことを要望する」