후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
的意義が、どういう宣伝的教化的目標を持っているかが問題だ。
一体道義的感触に訴えるという仕方は、認識の一等幼稚な或いは一等懶惰な場合に他ならない。だから未開人や教養と知能の低い人間にあっては、事物は何でも善いことと悪いこととに分れる。教化は恰もここに入口を発見するのを普通とするのである。
現に思想検察当局は、云うまでもなく社会的認識の科学上の真偽を判定する権威を持たないので、権威は専ら善いと思うか悪いと思うかという詰問としてしか発動し得ない。現に転向手記なるものが夫なのである。ここでもすでに明らかなように、道義的感触は感情としては場合によって劇的な真摯性を持つことが出来るにも拘らず、それが認識の代理をし、或いは代理をさせられる場合には、認識を浅薄にし皮相にし、乃至は歪曲、隠蔽するという効果を、自然と持つのである。教化のイデオロギー的用途がここに発見される。例えば思想善導は、認識の代りに道義的感触に訴え、又は道義的感触を強要するものなのである。
義金は無論この道義的感触に訴えた醵金のことであり、或いは又、街頭や紙上でおのずから道義的感触を強要された結果の醵金のことである。