후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいにほんのしそうたいりつ
現代日本の思想対立
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代日本の思想対立(げんだいにほんのしそうたいりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 125,540자 · 245화면
だが凶作の原因は無論青年が決起しなかったことや、勤労精神の欠乏や道徳経済の不足などではなかった。では気象学的現象が原因かと云えばそうでもない。なる程凶作は主として気象学的現象の結果かも知れないが、東北の農村凶作匡救というのは、凶作の匡救ではなくて凶作による貧窮の匡救なのだ。その証拠には、在る処には米があり余っているではないか。問題は凶作よりも寧ろ凶作飢饉(豊作飢饉はそう旧いことではなかった)にあるのだ。
処で凶作飢饉の原因は又、云うまでもなく農村青年の不決起や勤労精神の欠乏や道徳経済の不足などにあるのではない。処がこの青年道場の理想は、青年の決起と勤労精神の訓練と道徳経済の教育とによって、凶作飢饉を切り抜けようというのである。
青年道場は、山形県の自治講習会に始まり、茨城県の農民道場に於て官営化されたものの延長に他ならないのであって、新官僚・国粋〔右翼団体の〕教育計画にぞくするものだが、その原則は、農民の貧窮を農村精神の作興によって置きかえようということに存する。無論農村が自力更生出来ない限り農村精神も作興される筈はないが、併し之は農民以外の当局から農村精神を作興してやって之を以て農村の自力更生に見立てようというのである。