후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면
それでありますからこれは始めから社会的、経済的のほうへ向かってゆくべきものではない。これは個人的、心理的の気持であります。個人の心持であります。つまり宗教というものは、信仰というものは、体験であります。理屈や思想ではありませぬ。具体的な体験であります。体験というものは個人の心持に即すべきものでありますから、信仰というものは個人の心持が広がってゆくものである。それはちっぽけなもののようでありますけれども、大きいといえばこれほど大きいものはありませぬ。個人の心と宇宙の関係、それが信仰であります。個人的心理的気持を、たとえば社会、国家、あるいは人類全体というふうに、どことむすびつけるかということによっていろいろな種類が生じてきましょう。国家というものと個人というものとをむすびつけるとファッショというものが生まれてくる。人類というものを最後のものとしてくると共産主義というものになってくる。けれどもそれを命というものと個人というものとの関係を広げて、どういうところから自分の命は芽をふいているかという、個人のいちばん深いところまでもってくると、そこに根拠をおかなければ承知できないということになると、宗教生活にはいるのであります。