후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면
宗教にはいる門
宗教生活というものは、それでありますから正、不正の問題が、自分の問題となるのでなくてはけっして起こってくるものではない。
宗教にはいる門
宗教にはいる正門は善と悪との対立である。だから自分はとにかく正しく生きたい、良い人間になりたいという。自分の為すことは正しいか正しくないかということを問題とする心でなければ生じてくるはずがありませぬ。そういう心持のない人にとっては、それこそ宗教はいらないわけであります。それで自分は正しく、強く生きたい。自分はこれでほんとうに正しいかということを、いつでも問題とする。一方にまた非常に生きるということに対して熱心である。人生のあらゆる良いもの、美しいもの、清らかなものに引きつけられる。つまり逆な言葉でいえば欲の深い人、欲の深いというてもいけませぬが、この人生において美しい友情とか恋愛、美しい本でも、芝居でも、愛する心でも、生きることの内容というものに対して、たとえば芝居なら芝居を観にゆきたいという人もある、良い着物を着たい人もある、人の不幸なありさま、または弱い者が強い人にいじめられているのを見ていて、見ておられない人もあります。