후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면
命を捧げうるもの
命を捧げうるもの
けれどもどういうものに自分の命を捧げるかということは、命を投げ出そうとするときに選ばなければならぬわけであります。そうしてこの宗教生活というものはそういう途中のものに対する懐疑をへて、これならばけっして壊れない。これこそ最後のほんとうのものであるというものに対して、自分の命を捧げて生きるところの生活であります。信仰生活というものは宇宙というものに自分を捧げて、宇宙が自分を生かすままに自分が生きてゆこうとする。だからそのものに自分を捧げた生活であります。形式からいえばそういう個人意識以上の、宇宙に対して自分の命を捧げた生活であります。けれども何に向かって自分の命を捧げるか、何のためならば自分の命を投げ出しても惜しくはないかという問題については、われわれは選ばなければならぬと思います。窮局において確かなもの、これならばまちがいのないもの、これこそ違いはないというところに達したときに、はじめて宗教生活が起こるのであります。そうしてそういうような国のために死ぬるというようなことにいたしましても、ほんとうに本心から、自分の本心から戦うことが、自分の南無阿弥陀仏になったときに、そういう形でそのことをやりたい、そういうふうになっていくのであります。