일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいかつといちまいのしゅうきょう

生活と一枚の宗教

倉田 百三

倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면

아오조라 문고

権というのは何かというと秤の重りというわけで、重りが左右に動いて(みなさんご承知でしょうが、私はあとで知ったのでそのときは知らなかったのでありますが)量の均衡をとることができる、重りという意味で権という字を使う。われわれはどういうように生きたらよいかということをきめますときに、儒教のほうでは普通の倫理道徳とか、五常とか、礼法というようなものは、そのときの社会状勢によってかりに設けられているものでありまして、それは儒教の本意ではない。儒教のほんとうの真意というものは心であって、中江藤樹のいうところによりますと、心の主人の翁に面会する。ああいうことをしてはいけない、こういうことをしてはいけないというようなふうにきめてはいけない。そういうようにして道を求めてゆくことは、儒教ではこれを「空鐺を煮る」といって忌む。空鐺ということは水を入れないところの鉄瓶をかけて、幾ら熱心に焚いても、焚けば焚くほどいけない。道はそういうようにみてはいけない。たとえば弓を射るにはどういうようにやるかというと、始めはなかなか当たらないけれども、とにかくまず的をきめなければやるわけにはゆかない。