후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかつといちまいのしゅうきょう
生活と一枚の宗教
倉田 百三
倉田 百三의 生活と一枚の宗教(せいかつといちまいのしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,276자 · 137화면
それ以来不眠というものがなくなって、時計をつぎの部屋にやっても、目を閉じても目の中が見えてどうしても眠れないものが、今はどんなことがあっても眠れる。絶対的の不眠のときには目を開いても眠られるということがわかった。はからいがやんだときに、強迫観念があるままそれを通過することができた。私の力でなくそうさせられてそうなった。それは私として大経験であったのであります。そのはからいのやむおもむき、はからいというものはどういうようにしてやむのかといういきさつが、手にとるようにわかったわけであります。業縁が尽きたときに、はかろうとする気なんかなくなったときに、はじめてはからいというものがなくなる。そこにあるがままという状態が現われるよりほかにない。そのままが出てくるわけであります。それでそのときに私は思ったのであります。「光雲無碍如虚空」というのがありますが、これは「雲があるけれども、さわりにならなくて、虚空のようだ」というのであって、ただの虚空とは違うのであります。強迫観念の場合には、さわりがあるままで、それがないのと同じような虚空のようになる。これはつまり煩悩を断絶して、煩悩によって生きている不安というものがなくならない。