일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんじゅふじん

真珠夫人

菊池 寛

菊池 寛의 真珠夫人(しんじゅふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 289,296자 · 578화면

아오조라 문고

内科専門のまだ年若い医者は、覚束ない手付で、瑠璃子の負傷を見た。

それは、可なり鋭い洋刀で、右の脇腹を一突き突いたものだった。傷口は小さかったが、深さは三寸を越していた。

「重傷です。私は応急の手当をしますから、直ぐ東京から、専門の方をお呼び下さい。今のところ生命には、別条ないと思いますが、然し最も余病を併発し易い個所ですから、何とも申せません。」

医者の眉は、憂わしげに曇った。

いたいけな美奈子には、背負い切れないような、大切な仕事を、彼女は烈しい悲嘆と驚きとの裡に処理せねばならなかった。その中で、一番厭だったのは、医者が去るのと、入れ違いに入って来た巡査との応答だった。

「加害者は、逃げたのですか。」

美奈子は、何とも答えられなかった。

「その青木と云う学生と、貴女のお母様は何う云う御関係があったのです。」

美奈子は、何とも答えられなかった。

「何か兇行をするに就て、最近の動機ともなったような事件がありましたでしょうか。」

美奈子は、何とも答えられなかった。たゞ、彼女自身、恐ろしい罪の審問を受けているように、心が千々に苛なまれた。

四

夜は明け放れた。