후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いしかりがわ
石狩川
本庄 陸男
本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면
その一念を体して彼は主君の側近に侍った。それからの日々は、安政、万延、文久、元治、と、聞くだけでも多事である。――そして慶応の四年であった。たちまち改元されて明治の元年となった。正月、戊辰の戦いの意味もまだ分明しないうち、早くも同じく三月には奥羽鎮撫の征討軍が起された。順逆の態度を考えるひまもないほど、ことは矢つぎばやに起った。
奥羽の二十五藩は去就にまよっていたのである。彼らの小さな支藩といえどもその例に洩れなかった。
しかし大勢の方向は決っていた。直接の目標とされた会津さえも鞠躬如として降伏を願っていたではないか。それを阻んだ征討軍参謀の世良修蔵は遊興の巷で殺された。そのものの持っていた「奥羽皆敵」の密書が発かれたのが四月十九日であった。五月三日には、それならば――と、臍を固めて成り立った奥羽聯盟。申し合せによって討伐隊の入城を拒んだのが彼らの宗藩である仙台。約定を破って、唯々としてそれを招き入れたのが南部藩の盛岡。
十月には、最後の決死の会津もついに落城した。
つづいて下った厳しい処罰――宗家の削封は、彼らの支藩にいたって凄愴を極めた。降って湧いたような顛落である。