일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

槍のかわりに草刈り鎌を揮い、ふりかぶるのは刀ではなくて鉞であったり、銃をかつぐ肩には駄荷をのせていても、心はこの一挙手一投足に清冽な熱情をこめていた。生と死におのれの片足ずつを托して自若たらんとするこういう日のために、彼らは、幾代とない遠い昔からそう躾けられ、そう鍛えられ、また自らも意識して鍛えて来た。

しかも千古斧鉞を知らぬこの山々は、敵に迎えても不足はなかったのだ。

「しかし、えらく、なかなか、繁ったものじゃ」

そう云って、戸田老人は熊笹のなかに姿を没した。曲った根に足をとられて転げたのだ。やりきれんとは決して云わなかった。弱音は吐かなかったが先頭をきることだけはあきらめた。笹を刈り分けるべき彼の鎌は白い刃を向けてあぷあぷしていた。多年のあいだ風雪をくぐって生きた熊笹である。それが密生し、根と茎とを参差させ、すき間もなく原野を蔽うてつづいていた。地は熊笹に占有されて。人間はそれを刈り取って、彼の意志する一条の路をつくろうとするのである。地に足のうらをつけて歩くことだけは全くあぶなげのないことを知っていた。だから先ず、熊笹の層になったこの繁みをむしり取って、その底にある地をむきだそうとおし寄せて来た。