일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

彼は趾の先に力を入れて畳を踏みつけた。そうして阿賀妻の前まで歩いて来た。彼はぴたりと坐った。

阿賀妻はあおい顔をあげて、酒くさい呼吸をふーッと吐きかけた。

「ご家老――」と呼びかけられた。

「どなたでしたかな?」

「ご近習目付け組、吉原兵太郎――」

「ふん」

彼は相手の硬ばった顔を見つめた。およそ酒席とはかけ離れた空気がひややかに流れた。

近くのものが目をあげてこちらを見た。それのひろがるのを怖れるように吉原は盃を取って差した。

「お顔を拝借いたしたい」

「この、わしの、か、?」と阿賀妻は顎をひいて、「――顔か」と云った。

彼は刀をひき寄せていた。

「まア、飲め」

「は、ちょっと、ご指示を得たいことがございますので」

「ここでは具合が悪いか」

「まず、ここでは――」

吉原は盃をかえしてあたりを見まわした。何丁かの三味線がかき鳴らされていた。あちらでは踊りさえはじまっていた。人々の注意は散っていた。二人の応酬も、見たところ久濶を叙す挨拶とそれほど変ったところも無くなった。

「借せと云うなら借してもやろう、どこだ?」

「ご案内いたしましょう」

吉原はそう云って座敷廊下にすべり出るのだ。