일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

「その芝居さ」

甚助はびっくりして阿賀妻のうしろにかくれた。

「何でございます?――」と、番頭も眼をぱちくりさせた。

「つまり、その芝居を見たいのじゃ、東京の思い出になるからのう――守田座とかはかかっておるのか」

「はア――そーウでございますか」番頭は節をつけて云った。

「甚助――」と阿賀妻は云った。絶えまなしに見知らぬ人間が往ったり来たりしている。

町のまンなかで、彼は急に独りになりたくなった。

「そちはこのあたり、築地のホテル館や新島原のにぎわいやなどをゆるゆる見物するがよい、拙者ひとりで一ッ走り行ってまいろう、今日のところは到着のことをお届けするだけじゃ」

従僕にはそれは命令であった。それでも思いきって「でも、たって――」と彼が云おうとしたときには、すでに阿賀妻は数間先をずんずん離れていた。甚助は粘土色の町筋をぼんやり見やっていた。

「あれは先日お取りはらいになりましたよ」と番頭が云った。

むろん甚助には何のことか解らなかった。

「ご心配なさるこたアありませんよ」と、また番頭は云った、「阿賀妻さまは東京ははじめてではございませんよ、門口に立っていないで――」