일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

「はア? うん、そうですか、監事に昇進なされたか――掘どのは?」

「めずらしい出世でございます」

「なるほど」

「それと云うのも、北方の問題を運転するに、あの仁以外に適任者も無いからでございましょう、お聞き及びでございましたか、この度――丸山作楽一派の陰謀」

町には、いッとき落日の明るさが路次々々にあふれていた。最後の光芒が、すすけた屋根ひさしをけばけばしく隈取っていた。駈けまわる子供らの疳だかいこえがさざめいている。物売りの呼び声が遠ざかって行きながら、鼠色の宵やみをその背中に流すのであった。犬がどこかで吠えていた。大八車ががらがらと駈け抜けた。

見渡す家々がうす黒く宵やみのなかに沈んで、空だけがしばらく青々と明るく、遠くの方は都会の屋根にまじって靄になっていた。風がすべて死んで、いそがしい物音がみんな聞え、すると、何も聞えぬ森のなかのように静かなのだ。この家のなかに、人の邪魔になるほどの大ごえも立てずに人々は生きて来た。さきの外務大丞たる丸山作楽が、憤りのあまり、昼提灯に白装束で軟弱外交をののしって歩いても、人々は次の日には忘れている。おそれるのは、その軟弱方針の裏書をしてやった開拓使だけであった。