일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひきょうのにちりんき

秘境の日輪旗

蘭 郁二郎

蘭 郁二郎의 秘境の日輪旗(ひきょうのにちりんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,829자 · 169화면

아오조라 문고

「だって、あたし、お金がないんですもの……上海の趙さんのお友達が、それで、御親切につれて来て下さったの」

「ふん、御親切にねえ……ほっほっほ、だけどあたしなら船艙へなんかかくれて行かなくったって、ちゃんと送ってあげるんだがね……どう、お前さん、あたしの世話じゃあお気に召さないかい」

「えっ! 本当ですか、おばさん」

大きな肉を頬ばったばかりの趙が、あわてて手を振りながら、

「おいおい姐御、余計なことをいっちゃあ困るなあ、せっかくひと芝居……おっと、あっしが送ってやることに、親分も承知して下さったのに、ぶちこわしをされちゃあかなわねえよ」

「何もお前さんの仕事の邪魔をしようってわけじゃないけど、この子のはきはきした気性が気に入ったから、ちょっといって見ただけさ、あたしの方でもほしくなってねえ、ほっほっほ」

「とんでもねえ、ここまで連れて来るんだって容易じゃあねえんだ、姐御に連れて行かれちゃあ虻蜂とらずだ」

「お黙り! あたしがやるのは、お前さんのようなケチな仕事じゃないからいうのさ」

「なんだって、あっしの仕事が小せえとでもいうのかね、姐御……」

今にもつかみかかりそうな、趙の剣幕だった。