후리가나로 읽는 일본 고전
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びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면
いままで褒められることに馴れていたし、自分でも自分を秀才だと信じていた鶴千代は、内蔵助の言葉を平気で聞くことが出来なかった。
「……私が学問の虜になっているという。佳き歌を百首作るよりも大切な事があるという……」
ずいぶん無遠慮な言葉だ。
「そんなことがあるものか」
鶴千代は烈しく首を振った。「……私の体には御先祖秀郷公の血が流れている。いざ合戦という時には、この体に流れている血がどう戦うべきかを教えてくれる。雑兵ならば武術も習うがよかろう。然し一軍の大将たる者はそんな小さな事にかかわる必要がない」名門の武将の子という誇りが、鶴千代の心を強く引立ててくれた。
それから間もなく、鶴千代は京都へ上った。そして三条西実隆や花山院右大臣に愛されて、ますます国学和歌を学ぶ一方、華道や、庭園の作法などまで稽古するようになった。
永禄十二年八月のことであった。
一騎の使者が岐阜から、京の鶴千代の館へと馬を乗りつけて来た。……信長から直ぐに帰れという知らせである。鶴千代は誰へ暇乞いをするひまもなく、使者と馬を並べて京を立った。岐阜へ着いてみると、城下は兵馬で揉みかえしていた。