후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(三)酒屋火事
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(三)酒屋火事(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 146,725자 · 298화면
これはすっかり当てが外れた様子です。もう一度突っ込んで、
「今日はどんな機嫌だった?」
「いつもの上機嫌で、明日は十五日だから、また敵討に行く――と冗談みたいにおっしゃってましたよ」
「明日と言ったね」
「間違いはございません。――明日は十五日だから――と」
「有難う。それで大方判った」
平次はそのまま踵を返して、優曇法印の堂に向いました。
女敵討を言い立てて、かりそめにも敵から飲み代を強請るような男が、大事の金主を殺すはずはないと思ったのでしょう。
優曇法印の堂へと一丁場――というところまで行くと、向うから多勢の者が、縄付を追っ立て、ドカドカと近づいて来ました。
「お、銭形の兄哥」
意地の悪そうな声は、言うまでもなく三輪の万七です。その前に腰縄を打って追っ立てられるのは当の優曇法印、昂然として、少しもめげぬ姿で、口の中では、何やらモガモガモガモガと引っ切りなしに呪文のようなものを称えております。
「銭形の親分、――下手人は挙がったぜ」
縄尻を取った、お神楽の清吉です。
女敵討と触れて歩いた小峰助右衛門と、堂の中に屍体を置いて、祈り続けていた法印は、なるほど、下手人でなければなりません。