후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(三)酒屋火事
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(三)酒屋火事(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 146,725자 · 298화면
五
銭形平次の遊びの多い叙述、換言すれば江戸の風物詩的な物語に対して、池田大助の捕物はやや本格探偵小説的で、冷たい理智的なものを用意しているはずである。共に正義を愛し、共に偽善を憎み、最後までも許さんとする心構えを持っている点においては、平次も大助も共通で、畢竟は同じ血をわけた兄弟といわれても致し方はない。
五
誰でも一度は喰いつくが、滅多に最後までは読み通せないという名著が、かなり夥しく存在するものである。聖書もその一つなら、『資本論』もその一つであり、『戦争と平和』もその例に漏れ難く、近頃の人にとっては、『南総里見八犬伝』や『ドン・キホーテ』や、『アラビアン・ナイト』もそうかもしれない。いやいやそれどころではなく、こう厖大な全集物が氾濫しては、評判のやかましい名作も、ツンドク居士の蒐集の目的物で了ることも少なくはないであろう。
それはともかくとして、書斎や客間に飾る本と、居間や寝室に置く本とは、自ら区別があるわけで、読書家の蒐集にも、他所行と、不断着、見せる本と、読む本との間に、多少の違いのあるのは已むを得ないことであるかもしれない。
ある有名な政治家が、あまり読みそうもない背革金文字の外国語の本をズラリと棚に並べ、若い客などが来ると、わざわざ書斎に通して、まず一脅かし脅かしたという噂もあり、また一方に