후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(五)金の鯉
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(五)金の鯉(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,062자 · 276화면
――口幅ったい事を言うようだが、三日経たないうちに、きっとお嬢様を探し出して上げましょう」
「本当でしょうか親分、――もし娘を助けて下さったら、私はこの身上を半分差上げても惜しくはありません。万に一つも生きているものなら、どうぞ助けてやって下さい」
大家の主人の貫禄を忘れて、治兵衛は畳の上へ手を落してしまいました。
「そんな事をなすっちゃ困ります。まアお手をあげて下さい。それに私は慾得ずくで飛出したわけじゃございません」
「それはもう、平常から親分の気性はよく存じております。家内にも聞かせて、喜ばしてやりましょう」
手を叩くと、転がるようにお豊。
「様子は隣室で聞いておりました。親分、本当に娘は生きておりましょうか」
三十六七の盛りを過ぎた女房姿ですが、昔はどんなに美しかったろうと思うお豊、少し取乱した様子で、平次の膝に縋り付かないばかりです。
「お疑いもあるようだ、こうなすって下さい。伝法院の門前に居る易者が、そのまま店を張っているようなら私はこの事件から手を引きましょう。もしまた、易者の観相院が、二三日この方見えないというようだったら、何もかも騙りの仕業で、お嬢様の身の上には万に一つも間違いはありません」