후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(五)金の鯉
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(五)金の鯉(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,062자 · 276화면
少なくとも五十両とか百両とか、吃驚するような大金を出すに決っております」
「なるほど」
「万三郎が五両や三両の包みを、平次に掴ませようとしたのは、あまりの事に顛倒して、とりあえず岡っ引の触りを良くしておこうといったまでの話、あれは大それた悪党のする事ではなくて、臆病な商人だからやった事でございます」
「フーム、利助とは大変な違いだが、そう考えられない事もないな」
笹野新三郎は豁然とした様子ですが、さすがにそれは口に表しません。
「外に万三郎に疑いを掛けるような事がありましたら、念のためにおっしゃって下さいまし。口幅ったいようで恐れいりますが、私の見た事も少しは申し上げとうございます」
「では聞くが、殺された女の手が、万三郎の羽織からり取った紐を握っていたのは、どうしたわけだ。利助はそれを何よりの証拠のように言うが――」
笹野新三郎は――今度は弁解の仕様があるまいといった口吻です。
「それが可怪しゅうございます。女の前髪が※(「てへん+毟」、第4水準2-78-12)られて滅茶滅茶に毀されているところをみると、曲者は後ろから女の前髪を押えて、右手に持った簪を女の右の眼へ突っ立てたに相違ありませんが、そんな恰好になっていて、死物狂いの女が、自分の後ろに居る曲者の羽織の紐を※(「てへん+毟」