일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十五)茶碗割り

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十五)茶碗割り(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,804자 · 225화면

아오조라 문고

もとより人相も判らず、身扮もはっきりしません。

盗られたものは一つもなく、急所の重傷に、松五郎は直ぐ息が絶えた様子ですが、死に際にたった一と言。

「ちゃんは苦しそうに、石、石、――って言ったよ。石を拾って、悪者へ抛れという事かと思ったが、真っ暗でもう何にも見えなかったんだ」

丑松の言ったのはたったこれだけ、何の事やら見当もつきません。曲者の姿で、幼い丑松の眼にも気の付いたのは、草鞋脚絆に足を堅めていたことですが、その晩は小雨が降って、何となく薄寒かったので、曲者が草鞋脚絆に身を堅めていたところで大した不思議ではありません。

植木屋の松五郎殺しが、越前屋の番頭殺しと、脈を引いていることは判りますが、下手人は誰かということになると全く五里霧中です。

越前屋の金次にも、浪人の岩根源左衛門にも、完全な現場不在証明がないにしても、大した怪しい節もなく、お辰もこの場合も疑いの外に置かれます。

わけても、金次はその時分風呂へ行ったと判り、疑えば疑える地位に立ちましたが、風呂屋の番台で聴いても、確かに湯に入っており、それにわざわざ、足拵えなどをする隙があろうとも思えず、浪人者の岩根源左衛門は、相変らずの早寝で、外へ出た様子もありません。