일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十五)茶碗割り

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十五)茶碗割り(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,804자 · 225화면

아오조라 문고

支配人の吉三郎はちょうど三十の働き盛りで、評判の商売熱心、伯父の代理で大坂へ行ったのは一と月前、ゆくゆく越前屋の身上はこの甥に譲られるだろうという噂もありますが、一方吉三郎と嫁合せるはずで、同じ越前屋に引取って養っている姪のお辰は、もう一人の甥の金次と気が合い、とかく吉三郎を嫌う様子があり、佐兵衛はそればかり気にしておりました。

吉三郎と金次は、どちらも佐兵衛の甥に相違ありませんが、年上の吉三郎は少し陰気ですが、思慮分別もあり、人間も堅くて、商売熱心な上、伯父の佐兵衛にもことごとく気に入られておりますが、若い甥の金次は、明るくて好い男で、皆んなに可愛がられる代り、道楽気が抜けないので、伯父の佐兵衛には、甘えたり、叱られたり、まるっきり子供扱いにされております。

「昨夜の事を詳しく申してみるがいい」

苅田孫右衛門は促しました。

「番頭の清六どんが、手拭を下げてブラリと出たのは、店が閉ってから――戌刻半(九時)自分でございました。清六どんは恐ろしい湯好きで、内風呂の立たない晩は、かならず町内の巴風呂へ参ります」

金次は皆んなの顔を見ながら、思い出し思い出しつづけました。