일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(十四)雛の別れ

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十四)雛の別れ(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 114,139자 · 233화면

아오조라 문고

は、おびただしい偽物の骨董とそれから身に余る借金だけというみじめな有様でした。

二人の遺児は、偽物の骨董を全部叩き売り、たった一つ残った――こればかりは真物の、井戸の茶碗を抱いて江戸に下り、それを売って身を立てる代にするつもりでしたが、骨董屋は兄妹の頼る者もない薄倖につけ込み、その足許を見て恐ろしく踏み倒し、仲間が連絡して兄妹を屈伏させにかかったのです。しかし兄の彦太郎はきかん気の男で、骨董屋に最後通牒を叩き付けて談判を打切り、無理に妹を説いて、それを夜店の古道具屋に預け、裸の茶碗を眼のきく人に五十両くらいに売り付け、その後で箱や袋などの付属品を持込んで、せめて二百両なり三百両なりの纏まった金にしようという、不思議な詭計を思い付いたのです。

が、二度とも手金流れになって、茶碗は幾日経っても売れそうもありません。強気の彦太郎もいよいよ江戸には縁がないものと諦めて、古道具屋から茶碗を取り上げ、それを持って、もう一度故郷の大坂へ行ったというのです。

お袖はとって二十一、留守の兄彦太郎は二十八、たく美しく育って貧しさに虐げられながらも、人などを殺せそうな人柄でないことは平次にもよく判ります。