후리가나로 읽는 일본 고전
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ながさきのかね
長崎の鐘
永井 隆
永井 隆의 長崎の鐘(ながさきのかね)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,109자 · 131화면
爆心地の残留放射能の影響はどうであるか。爆裂当時浦上にいないでなんら損傷を受けず、いわゆるぴかをも受けていない人々が、爆心に居住してどんな症状をあらわしたか。これを調べるために、私は十月で三ツ山救護班を閉鎖すると、爆心地上野町に壕舎を建てて、その中での生活を始め、周囲を注意深く観察しつつ今日におよんでいる。
爆撃直後には爆心には著明な放射能が証明された。その放射源となったものは原子分割によってできた新しい原子であって、初めは空に爆発雲として浮かんでいたが、次第に地上に沈降したものである。これは個々としては目に見えぬ微塵である。ウラニウムの分割の際は放射性バリウムやストロンチウムができるはずである。また原子爆発の際の強力な放射線によって地上物体の原子が崩壊せしめられ、一時性に放射能を獲得したものもあるかもしれない。これらの放射性物質はいずれも次第に原子内の安定を回復して放射能を失う。また水に流れ去るものもあって、爆心地帯の放射線量は日を追うて減弱していった。しかし、一年後の現在でも依然少量は残留して、微弱ながら放射線の放出をつづけている。
そんなわけであるから、人体におよぼした影響も初期ほど激甚であった。