후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면
兵火は、一時やんでも、戦後戦は、なお冷たく戦われている。論功行賞の不平やら、少納言信西入道の独裁振りやら、またなお、わが世の春を夢みる藤原貴族の公達ばらの不平などによって、三年後には、もう次の平治の乱が、目前に、いぶっている。(二五・一二・三)
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保元の乱三年後――平治元年の第二次乱が、ここに始まろうとしている時。
二条天皇の朝、後白河上皇の院、二つの政廟の下に、藤原信西入道が、保元以後、頭角をあらわして、ようやく、独裁者らしい強権を振舞っていました。
この信西は、平氏の清盛とよく、源氏の義朝とは、和していません。――その義朝の孤立を誘って、彼の武力と、一部の不平とが結合を見たとき、藤原信頼や惟方等の、反信西派の一群が、清盛の熊野参詣の留守に乗じ、その陰謀を表面化しました。歳末十二月四日の夜からです。
首謀者の藤原信頼とは何者でしょう。名門にはちがいないが、二十八の白面の若公卿です。惟方は検非違使ノ別当です。そのほか一味の貴紳はみな若年で、縁類か、不平か、野望の友です。信西入道にたいし、ふかき私怨をもち、公憤と私的感情が一つになって「いつかは」