일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ しんへいけ

随筆 新平家

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면

아오조라 문고

机のちり

それゆえ平然とできたのだ。自身、出家の姿をとりながら、衆生の中の無数な出家と、寺院社会の徒にむかって、迷信打破の鐘を打ち鳴らした者といえば、浄海入道ただ一人であったのである。(昭和二十六年九月)

机のちり

第四巻「六波羅行幸」の最後の校訂をいまやっと終わった。

週刊朝日に連載された上、やがて単行本となるまでの経路に、私の手許でやる校訂だけでも三回にのぼり、社の校閲部の手にかかることも幾度かわからない。おそらく前後七、八回から十回ぐらいの校正は経ているものと思う。その都度のゲラ直しには、誤字、誤義ばかりでなく、史実上の註考もされたりしているのである。おかげで、定本に近い完璧なものを書架にお送りすることができているかと思う。

――にもかかわらず、後から私自身の誤りに気づいた点も幾つかある。

たとえば、こんな例もある。西行法師の若年の俗称は、佐藤兵衛尉義清であるが、史料まちまちで、別書には、則清とも見える。義清か則清か、正確な判定に困ったが、私は調べあぐねて、義清を取り、それで通して書いて来た。

ところが、先ごろ、私が入手した西行の古筆の横幅には、西行自筆の一首の和歌に「のりきよ」