일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ しんへいけ

随筆 新平家

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면

아오조라 문고

青年の無生気は、国家の無生気を個体に示しているものだ。マ氏の姿に、何か、夢多き若さと、快活な生活のステップが見えるのも、マ氏の国家が現状にもっているものである。マ氏の背を見つつ、米国民の開拓的精神が今なお若い層にも萎んでいないのを羨ましく思う。

ジープが着く。平凡な日本風の接収家屋。十畳、八畳、六畳ぐらいな三間の唐紙を外して、こよいの会のため、クリスマスの夜みたいに、デザインが凝らしてある。その一、二例。たとえば電燈の笠代りに、小さい絵日傘を逆さにかぶせてある。床の間の壁は、簾でふさぎ、簾に版画か何か懸けたりしている。ソファ、椅子、思い思い。ぼくらは、畳に脚を投げ出したり、ストウブを囲んだりだが、それで妙に、おかしくない。感心したのは、男女三十名ほどの来賓が、めいめいホークで料理を好むほど盛り取った皿である。音がしないがと、よく見ると、日本製のつまらない木の丸盆なのだ。生活というものに、すぐウイットがこう働く。ぼくらの習慣は余りに固着が多過ぎるようだ。いちど、これらの人々に、日本の家屋、食糧、什器、衣服、一切を説明なく渡して、どう使うか、その生かし方を見せてもらったら、きっと、婦人雑誌の資料が幾つも生まれると思う。