후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면
次代の担当者として起った黎明の人頼朝の陰にさえ、じつはこの時、もう次々代の宿命が源氏の旗に招かれていたのである。
頼朝が、この革命を用意するため、北条家のむすめの政子と通じたことも、後には禍いのタネだったし、舅の北条時政とて、自分のむすめが、頼朝のあと継ぎを生むだけの女性であることを、共によろこんでいるような世間なみの凡夫ではない。――すぐ次々代には、長い北条氏時代というものを歴史に遺産したほど厄介なる人物である。
これが、石橋山の頼朝のそばにいた。世の中という摩訶不思議な実態を、歴史として観、小説として人が読むおもしろさは、こんなところにあるのじゃないかと思っている。(二八・一・四)
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この回から次回。“富士川合戦”にはいってゆく。
平家の大軍七万余騎が、水鳥の羽音を敵襲と間違え、仰天して、都へ逃げ帰ってしまう。ということで、吾妻鏡を初め、盛衰記や平家物語でも、およそ人口に膾炙されているところだ。
へんなもので、古典で読むと、それがそう、おかしくない。わけて平家琵琶などで原文のまま“――あな夥しの源氏の陣の遠火の多さよ、げにも野も、山も、海も、河も、みな武者にてありけり。