후리가나로 읽는 일본 고전
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せいねんのしさくのために
青年の思索のために
下村 湖人
下村 湖人의 青年の思索のために(せいねんのしさくのために)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,550자 · 203화면
「後学のためじゃ。どうして了達したか、聞きたいものじゃの。」
「実は、こちらに参ります前に、青峰禅師のもとで修行をいたして居りまして、……」
「うむ。そのことは、よく拙僧も存じている。青峰は達人じゃ。さぞかし、よい語を授けたであろうな。」
「ある時、いかなるか、これ学人の自己、とおたずねいたしましたところ、……」
と、玄則は得意そうに語り出した。――学人の自己というのは、求道者の心といったような意味である。
「うむ、して、青峰は何と答えたな。」
「丙丁童子、来って火を求む、……と、かようでござりました。」
「ほほう、さすがは青峰じゃ。して、そなたは、それをどう了達したのじゃな。どうやら、そなたの力量では、荷が勝ちすぎる語のように、拙僧には思えるが……。」
玄則は、来たな、と思った。ここでうろたえてはならぬと思った。で、顔に微笑を浮べながら、わざと間を置いて、
「丙丁はひのえ、ひのと、いずれも火でござります。火の童子が火を求めるとは、これ取りも直さず、仏が仏を求め、自己が自己を求めること、と、かように了達いたしましてござります。」
「それで、そなたは入頭の処を得た、と申すのじゃな。