일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

続いて起る銃声一発二発、ただ闇の事故仲々命中はしない。

彼はこの幸運を利用して、何とか死地を脱する工夫はないものかと、思わず両腕に力をこめると、不思議不思議、繩がズルズルとゆるむではないか。その時、明智の頭にパッと電光の様にひらめいたものがある。

何ぜか分らぬ。併し、明智を助けたのは文代と呼ばれる賊の娘なのだ。さっき手先に鋭い痛みを感じたのは、彼女が刃物で繩を切った力が余って明智の皮膚を傷けたのだ。彼女は繩を切った上、更らに彼の逃走を容易ならしめる為に、ランプを打ちくだいたのだろう。

「蝋燭だ。文代、蝋燭を持って来るんだ」

道化師が慌てふためいている間に、明智は懸命の努力で遂に繩を抜け出すことが出来た。

黒い疾風が何かにぶつかりながら、室を飛出し、闇の廊下をめくら滅法に走った。そのあとを追って、「逃げた、逃げた」という狼狽の叫声。

幸い行手に別段の障害物もなく、廊下を抜け切ると、夜ながらパッと眼界が開けた。空には一面に星が瞬いている。明智はとうとう家の外へ出たのだ。

だが、背後には、已に、入り乱れた追手の足音が迫り、流弾ばかりだけれど、ピストルの釣瓶撃ち。