일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

ポッツリと云っても、邸そのものが亦仲々広大なもので、明治の中頃に建てられた煉瓦造りの西洋館、御殿造りの日本建て、数寄を凝らした庭園、自然の築山あり、池あり、四阿あり、まるで森林の様な大邸宅である。

この玉村本邸には、一つの名物がある。それは煉瓦造りの洋館の屋根に聳えて見える、古風な時計塔だ。玉村商店は日本の宝石商の例に漏れず、宝石を売買する一方古くから時計の製造販売をも営んでいて、その時計屋の目印として、東京の店の屋根にのせてあった時計塔が、大地震で振り落され、改築の際には、今時時計塔でもあるまいと、そっくりそのまま大森の本邸へ運んで、記念の為に西洋館の屋根へとりつけたものであった。これが、名物、玉村邸時計塔の来歴である。

附近の中学生達はこの時計塔を、玉村の「幽霊塔」と呼んでいた、涙香小史の「幽霊塔」という小説から思いついたもので、なる程そう云えば、丘陵の真中に、ポッツリ建っている邸といい、古風な煉瓦造りの建物と云い、なんとなく「幽霊塔」じみて見えるのだ。

時計塔は、文字盤の直径が二間もある、べらぼうに大きなもので、古風なぜんまい仕掛けだが、余程精巧に出来ていると見え、大地震に会っても、別に狂いも出来ず、現に今でも、人間の背丈程もある太い鋼鉄針が動いているし、時間時間には教会堂の鐘の様な時鐘が鳴り響く