일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いやなかんじ

いやな感じ

高見 順

高見 順의 いやな感じ(いやなかんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 292,113자 · 587화면

아오조라 문고

よく知ってる」

「うそつけ」

「あんたと、おつきあいはないがね。あんたの憑きものとは仲よしだ」

「こりゃ、ほんものの気ちがいだ」

「気ちがいじゃない。ひょうたん池のアビルだよ」

アにアクセントをつけて言ったが、

「浴びる?」

「池のアヒルだろう」

とクロトンビがあざ笑った。そのあとから、俺の隣りの男が、

「お巡りか、このおっさんが。よせやい」

巡査の隠語がアヒルとは俺は知らなかった。

「アヒルとお巡りは、ゆっくり歩き回るからな」

と隣りの男が言った。

その日の昼食はアカレンガ(塩ザケ)のおかずだった。羅漢はその箱弁を、まるで大変なご馳走のように、舌鼓を打って食べた。いじきたなさを丸出しにしたみたいな食い方だった。それをいささか幻滅的と見たのは、この「ちょいと、ちょいと」の羅漢に、ちょいと心をひかれるものがあったせいだ。

ためしに――そんな気持で俺が食い残しをやると、

「へ――かたじけない」

ミイラみたいな手を出して、俺の箱弁をおしいただくようにした。今とちがって、シャケは――塩ザケは最低のおかずだったのだ。

そうだ、ここでいっそ呑気に、箱弁のオカズの話でもしようか。アカレンガはシャケで、シロレンガは豆腐のことだ。