후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いやなかんじ
いやな感じ
高見 順
高見 順의 いやな感じ(いやなかんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 292,113자 · 587화면
「帰って、大将に報告しときましょう」
と言って俺をギクリとさせた。日本人なのだ。大将とは矢萩のことか。
「車を置いとくと――それでアシがついちゃ、まずいからね」
四・五・六がそんなことを俺に言った。そこには西洋館ふうの鉄の門があって、見たところ普通の住宅のようだった。門はあいていたが、古風な玄関の扉はしめられていた。扉をあけても、まだ遊び場らしいざわめきはなかった。中国人のボーイに案内されて、赤いじゅうたんを敷いた廊下を行くと、次第に爵士が聞えてきた。
奥のホールは照子のバーよりずっと狭いと見られた。暗いせいもあろうか。バンドを囲むようにしてテーブルが置かれ、そのテーブルの上に、筒型の白いくもりガラスのローソク立てがのせてある。光はそれだけの暗さのなかで、客がいっぱい、ひしめくようにしてフローアで踊っている。古めかしい狐歩舞だ。
ホールの隅に酒瓶を並べたスタンドがあって、そこへ四・五・六は行った。ホールとの間に衝立があって、向うからは見えないようになっている。四・五・六は皮酒を注文した。
「こう暗くっちゃ、大将がどこにいるのか分らない」
衝立のかげから、そっと俺はホールを見た。