일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おごそかなかわき

おごそかな渇き

山本 周五郎

山本 周五郎의 おごそかな渇き(おごそかなかわき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,042자 · 71화면

아오조라 문고

大きくは滅亡に向かって奔走しているようにしか思えない、きみはこれをどう考えますか」

「わかりません」隆二は考えぶかく答えた、「ただ人間には、自己保存本能がありますからみすみす破滅とわかっているのに」

竹中は手をあげて遮った、「ではなぜ第一次、第二次の戦争があったんだろう、歴史的にはいつも人間は殺しあって来た、それだけ破壊と殺人が行われて、なにか得るところがあったろうか、慥かに、疾病による死人のほうが、戦争による死者より多いかもしれない、しかし人為的な大量殺人、地球そのものが亡びるとしたら、それを防ぐなにかの知恵がはたらいていていい筈だ、けれども現在の状態ではとうていその可能性はない、――だからぼくは広い青空と、緑の見える野で死を待とうと思うんだ、きみにこの気持がわからないかね」

この人は逃げようとしている、現実に当面する気力がないだけだ、と松山隆二は思った。広い青空でも緑の野原でもない。そして水素爆弾にも関係はない、簡単にいえば疑心暗鬼にすぎない、ブラジルへいっても、北欧、南洋へいっても、おそらく心の安まることはないだろう、そう思ったけれども、むろん口にだしてはなにも云わなかった。