후리가나로 읽는 일본 고전
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おもかげしょう
おもかげ抄
山本 周五郎
山本 周五郎의 おもかげ抄(おもかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,947자 · 22화면
二
小言を呟きながら水口へ出ていった。
二
間もなく茶を淹れて来た孫次郎、
「失礼仕った」
と対座して、
「何ぞ御用件でも?」
「実は御相談があって参りましたので」
「はあ」
「余計なお世話かも知れませんが」
と六兵衛は膝を進め、「先生も御浪々中のことで、色々と御不自由な事だろうとお察しして居りますが、――どうでございましょう、こうして体が空いておいでになるんだから、寺小屋のような事でもお始めなさる気持はございませんか、及ばずながら私が御周旋申上げますが」
「――それは、御心配忝のう存ずる」
孫次郎は会釈をしたが、ふと声をひそめて云い悪そうに、
「是非お世話に預り度いが、――実は、妻に気鬱の持病がござるゆえ、この家へ子供達を集めなどして若し、機嫌に障るような事があると困るので、甚だ勝手ながら他に寄場でも拵えて頂けるなら、拙者が出向いて教授を致しましょう」
「はあ、左様でございますか」
遉に六兵衛も呆れた。折角ひとが世話をしようと云うのに騒がしくて女房の機嫌に障っては困るとは心臓の強い言葉だ――然し六兵衛も乗りかかった船だから、
「宜うございます、幸い長屋の端が二軒空いていますから、造作を少し直して稽古場を作りましょう、子供集めや雑用品は失礼ながら手前の方で致します」