일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わかむらさき

わか紫

泉 鏡花

泉 鏡花의 わか紫(わかむらさき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,708자 · 75화면

아오조라 문고

日金颪

十二

」

渡すを、受ける、熟と手を、そのまま前垂の胸に入れて、つッと行く白い姿、兎が飛ぶかと故道へ。此方は仰ぐ熱海の空、颯と吹く風に飜って、紺の外套の裾が煽った。

ケケコッコ――谺に響く鶏の声、浦の苫屋か、峠の茶屋か。

日金颪

十二

「へい、夫人、真平御免下さりまし、へい、唯今は。」

毛は黒いが額は禿げ、面長な、目は円く、頬の肉は窪んだけれども、口許に愛嬌ある、熱海の湯宿伊豆屋の帳場に喜兵衛といって、帳面とともに古い番頭。

と按摩が御用を聴く形、片手を廊下へ、密と障子。

中は八畳に寝床を二ツ、くくり枕の傍には、盆の上に薬の瓶、左の隅に衣桁があって、ここに博多の男帯、黒縮緬の女羽織、金茶色の肩掛など、中にも江戸褄の二枚小袖、藤色に裳を曳いて、襲ねたままの脇開を、夜目にも燃ゆる襦袢の袖、裙にもちらめく紅梅に、ちらりと白足袋が脱いであり。

そのうしろなる襖の絵の、富士の遠望に影を留めて、藻脱の主は雪の膚。空蝉の身をかえてける、寝着の衣紋緩やかに、水色縮緬の扱帯、座蒲団に褄浅う、火鉢は手許に引寄せたが、寝際に炭も注がなければ、尉になって寒そうな、銀の湯沸の五徳を外れて、斜に口を傾けたるも旅の宿の侘しさなり。