후리가나로 읽는 일본 고전
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면
芳野宮に行幸あった時の歌だが、その御代も不明だし作者もまた不明である。一首の意は、いきおいよく激って流れて来た水が、一旦巌石に突当って、其処に淵をなしている。その淵に月影が映っている、というので、水面の月光を現に見て居る光景だが、その水面の説明をも加えている。淵の出来ている具合と、激流との関係をも叙しているから、全体が益々印象明瞭となった。前半を直線的に云い下したから、「淀める淀」と云って曲線的に緊めている。以前この「淀める淀」という繰返しを気にしたが、或はこれが自然的な技法なのかも知れないし、それから「水の磐に触り」の「の」などもやはり、「の」が最も適切な助詞として受取るべきもののようである。結句もまた落付いていて大家の風格を持ったものである。此歌と一しょにある一首は、「滝の上の三船の山ゆ秋津べに来鳴きわたるは誰喚子鳥」(巻九・一七一三)というのだが、これも相当な作で、恐らく藤原宮時代のものであろうか。真淵などもこの二首を人麿作ではなかろうかとさえ云っているほどである。
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楽浪の比良山風の海吹けば釣する海人の袂かへる見ゆ 〔巻九・一七一五〕 柿本人麿歌集