후리가나로 읽는 일본 고전
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면
「霧らふ朝霞」は、朝かかっている秋霧のことだが、当時は、霞といっている。キラフ・アサガスミという語はやはり重厚で平凡ではない。第三句までは序詞だが、具体的に云っているので、象徴的として受取ることが出来る。「わが恋やまむ」といういいあらわしは切実なので、万葉にも、「大船のたゆたふ海に碇おろしいかにせばかもわが恋やまむ」(巻十一・二七三八)、「人の見て言とがめせぬ夢にだにやまず見えこそ我が恋やまむ」(巻十二・二九五八)の如き例がある。
この歌は、磐姫皇后の御歌とすると、もっと古調なるべきであるが、恋歌としては、読人不知の民謡歌に近いところがある。併し万葉編輯当時は皇后の御歌という言伝えを素直に受納れて疑わなかったのであろう。そこで自分は恋愛歌の古い一種としてこれを選んで吟誦するのである。他の三首も皆佳作で棄てがたい。
君が行日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ (巻二・八五)
斯くばかり恋ひつつあらずは高山の磐根し枕きて死なましものを (同・八六)
在りつつも君をば待たむうち靡く吾が黒髪に霜の置くまでに (同・八七)
八五の歌は、憶良の類聚歌林に斯く載ったが、古事記には軽太子が伊豫の湯に流された時、軽の大郎女(衣通王)の歌ったもので「君が行日長くなりぬ山たづの迎へを行かむ待つには待たじ」