일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんあくにんものがたり

三悪人物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 三悪人物語(さんあくにんものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,990자 · 58화면

아오조라 문고

しまったことをこれらの個条は明々白々であって、いささかも否定しがたくかつ一条として取り返しのつかぬ事実である。「あの、あの豚ども、わしは破滅だあの虫けらの泥棒のいかさま師のごろつきの破廉恥漢めら、ああわしは破滅だ」蓑賀殿は双手で空をたたきめされる、「――今日まで奴らを儲けさせてやったのは誰だ、この蓑賀参蔵さまではないか、無慈悲な統制を設け、市民を飢え凍えさせたのはなんのためだ、物価のつり上げと裏口営業、公然たる密売によって彼らに不当な利得を与えるためだったじゃないか、それはおれも眼くそほどの賄賂を取ったさ、だが彼らはどうだ、奴らは、……あああのこそ泥めら、詐欺師の卑劣漢の裏切り者の磔刑やろうの獄門ども、日ごろの恩を仇にしてこのどたん場におれの首を絞めるとはうぬどうしてくれよう」

「どうぞ落ち着いてくださいまし」成助は逆に気の毒にさえなった、「そんなにおっしゃることはございますまい、蓑賀さまはただ御計劃がはずれたというだけで、破滅とか首などという――」

「いやだめだ、おれは取引をしてしまった。倉出し証書をみんな渡し、壱万両という内金を取ってつかってしまった」