후리가나로 읽는 일본 고전
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さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
泉 鏡花의 三枚続(さんまいつづき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,572자 · 124화면
世の中というものは、どこにどんな引かかりがあるか知れませんぜ。なぜッてますと、あとで分りましたが、そのお夏さんの勝山という家は、私の亡くなりました父爺が、船頭で、奉公人同様に久しい間御恩になったのでございました。
さあ、それから米坊をかつぎ込んで、ちょうど縁端に大胡坐をかいて毛抜をいじくってやあがった、鯰の伝をふんづかまえて、思う状毒づいたとお思いなさいよ。
くだらないことをお耳に入れるでもありませんから、始末は申上げませんが、何しろ侠客だとか何とかいわれる分では、お米に届かねえ点が十分にあったんですから、こりゃ力ずく、腕ずくじゃあ不可ませんや、伝の親仁大凹み。
こっちあぐッと溜飲が下って、おさらばを極めてフイとなって、ざっぷり朝湯を浴びた気さ、我ながら男振を上げて、や、どんなもんだい。
人形町居廻から築地辺、居酒屋、煮染屋の出入、往復、風を払って伸しましたわ、すると大変。
暗がりを啣え楊枝、月夜には懐手で、呑気に歩行いてると、思いがけねえ狂犬めが噛附くような塩梅に、突然、突当る奴がある、引摺倒す奴がある、拳固でくらわす奴がある、一度々々呼吸を引かないばッかりで、はッはッと思うことが、毎晩じゃアありませんか。