후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면
これは実は自我が宇宙に向って対決するにあたって、愕然と驚いた、あるいは正しく驚くべき認識論的大原則なのである。これを絵画の世界で現わしたのが西洋でいうならばルネッサンス、日本ではこれは実に徳川末期の非常に新たな浮世絵の取り扱った手法であって、これこそはいわゆるブルジョアジイ、町人が捕ええた自我の確立のめざましい証拠なのである。
ところが太陽の洪水ともいうべきあの光の氾濫、光が一八〇〇年代をもって終りをつげ、ムンクあるいはその他の人々の画のさきぶれしたように、太陽の光が人類の眼前で凋落しはじめたのである。ちょうどこれは映画が電気によって新たな光の世界を支配する段階にも似て、カンヴァスの中に太陽とも電気とも、何の光とも知れない青白い光がみなぎりはじめるのである。
かつて中世の神の栄華を飾ったものでもなく、また燦爛たる外光でもないものが短時間のうちに入り込んでくる世界、これが現代のシュール・リアリズムの流れにまでつながっているところのものであり、この光がわれわれにとって新たな課題となりつつある。しかし思うに彼らがピンゼルを取るにあたって頭の中を支配した新たな光、心の中に発する火花、いわゆる感激に満ちた人間的光の下に絵画が描かれはじめていることに間違いはないのである。