후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면
何でも一家言をもち、自信をもち、放言し、自分が行くところ可ならざるはない「器用人」だと思い込んでいる人のことをゲーテはいうのである。
尺八で首ふり三年ということがあるが、もし娯楽なる言葉が正当にまたはプリミティヴに用いられるとすれば、この三年間が、一番楽しい時である。
「旦那芸」というのは、この首ふり三年が一生続く芸である。この言葉は、それが示すごとく市民社会の娯楽の一つの典型的表現語である。清元、浄瑠璃を、落語にあるように、人に語りたく、聴かせたくてたまらない、実に楽しいほほえましい娯楽の本格的な期間である。自分のものがよく見え、聞こえてしようがない時である。しかし、それは、本人はそれでよいが、無邪気な大衆、専門家にとっては、そのほほえましさの程度、すなわち愛嬌を越えると、まことに娯楽の正反対のものとなりかねないのである。つまり一人だけの娯楽なのである。
この首ふり三年が、ともすると物のけに憑かれたように、その芸の中に沈んでいく時、旦那はそのために身を滅すか、素人は、その芸の怖しさに戦慄するという瞬間に面するのである。芭蕉といえども、その一生の大半の後に、これに直面するのである。