후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면
そしてそれはメレジコフスキーが指摘するようにもっと凄く、もっと陰惨なものをもっている。零下百二十度の宇宙的冷たさの空間の中で斧がどうなっているかを考える精神である。理解さるる無意味、胸に滲む問い、ドストエフスキーの否定はそこにある。否定の精神のおもむろな成長が、世紀の中に、地殻をゆるがせ暴露するとせば、われわれはゲートのメフィスト、ニイチェの侏儒よりもドストエフスキーの幻はもっと痛く、もっとなまなましいのを知る。現代はすでに否定の多くの窮極を連れたる血汐をもって味わいつくしてきている。ドストエフスキーで否定は息をひそむるまでにつきつめられている。
現代人の晴朗と強靱性はこの深い憂欝の白冥を通っていると思われる。彼らの截断性は、かの思索の凝滞と晦渋を貫いてであると思われる。自分が醜いということすらが悪寒のごとき修飾であることを見透したるものの明かるき自嘲、そこには無限の反省の苦汁を裏にたたえるナンセンスを生む苗地が用意されている。一歩を過やまれば涙であるきわまれる明朗、直截は現代人の同感されたる微笑である。巧みな欺瞞と、へつらいの底を見透して、しかもそれをとがむるよりも晴やかにその上に喜々として腹ばう強い切断性である。