후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうさきかん
中井正一評論集
中井 正一
中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면
そこに動ける判断、一つの魂の戦慄が生まれる。それは一つのおののきである。生ける問いの構造は、むしろかかる決定せられたる不決定、この放たれんとする弓絃のおののきのごとき、その一念の極致にあるともいえよう。
第一の罪の情趣はドストエフスキーの『罪と罰』、『カラマゾフの兄弟』の遺すもの、すなわちロシアの遺産であり、第二の判断構成の情趣はポー以外のアメリカの遺産である。二つとも異なれる姿の存在の内面である。
探偵小説は背後に常にかくのごとき存在的情趣を盛っている。そして、それがリアリズムの夢であり、夢のリアリズムである意味で親しく現代にふれているとも考えられる。そこには罪の意識の数学化がある。あらゆる探偵物がようやくゲー・ペー・ウー的の集団的、組織的、興味に推移しつつあることは、すなわち「金」より「組織」に移れる推移は、この情趣をしてますます先鋭化しつつあることを示すかのようである。逃げたるインテリゲンツが、探偵小説にその憂欝を散ずるも、またまさしく意味づけられたる時代 Besinnende Zeit のシニイクな意味ですらあるであろう。